久留米大学 人間健康学部ホームページ(平成29年4月開設)

3つのポリシー

 

ディプロマポリシー

総合子ども学科

総合子ども学科では、子どもの生活や育ちを広義の「健康」の観点から捉え、人間の健康に深くかかわる医学をはじめ、幼児教育学、保育学、心理学、社会学、福祉学の領域から多角的に子どもを教育・保育・支援する能力を求める。 そのため、以下のような資質・能力を身につけたと認められる者に卒業を認定し、学位を授与する。
(1) 幅広い教養と基礎的な知識を基盤に、豊かな人間性を備え、家庭、地域の中で暮らす子どもの健康と幸福を高い使命感をもって実現する能力がある。
(2)幼稚園教諭・保育士・保育教諭として必要な知識および技能を備え、教育・保育を実践および研究し、新たな知見を生み出す能力がある。
(3)子どもを幼児教育学、保育学、医学、心理学、社会学、福祉学にわたる学際的・環学的な観点から捉え、それらの専門的知識と技術に基づく質の高い教育・保育、子ども・子育て支援等を展開する能力がある。
(4)子どもや家庭の支援に関わる各専門機関や人材等を活用し、それらと効果的に連携・協働を図り、実践的学修に基づいて地域の包括的支援における中心的な役割を果たす能力がある。

スポーツ医科学科

指導中の写真スポーツ医科学科では、健康やスポーツの支援者のみならず教育者、指導者として地域社会に貢献できる人材を養成するために、「からだと社会」「からだと環境」などの視点を備え、自らの身体から社会全体に至る的確な状況把握と分析能力を広く社会において活用できる能力を求める。 そのため、以下のような資質・能力を身につけたと認められる者に卒業を認定し、学位を授与する。
(1) 人間の「からだ」に関して科学的な知識を修得し、それらをスポーツ・運動に応用することができる。
(2)スポーツ医学やスポーツ科学についての専門的な知識を修得し、それらをスポーツ実施者に対する教育や指導に活用することができる。
(3)スポーツ医学やスポーツ科学についての専門的な知識に基づき、スポーツ実施者を身体教育の観点から支援することができる。
(4)乳幼児から高齢者、健常者から障がい者まで、対象者の年齢や健康状態、体力を考慮し、地域における健康増進を推進することができる。

 

カリキュラムポリシー

学部全体

人間健康学部は、人類にとって普遍的価値である「健康」を身体の仕組みとして把握することを基盤に、身心の発達・発育の過程として、人と人のつながりのあり方として、人と社会の関係として理解することを目指してカリキュラムを構成する。  このカリキュラムを通じて、人間の「健康」を身体的・精神的・社会的な視点から重層的に考察し、その成果を実践しうる人材の育成を目標とする。

総合子ども学科

総合子ども学科では、ディプロマポリシーに基づき、幼児教育学・保育学を基本に、医学、心理学、社会学、福祉学にわたる総合的な教育により幅広い知識・技術を修得し、それを教育・保育、子ども・子育て支援等の現場や地域社会において実践する能力を身につけることを教育目標とし、以下の方針で教育課程を編成し、教育内容・方法を実施する。
(1) 教育・保育の前提となる子どもの理解に資する幅広い教養と基礎的な知識を修得するための科目を設定する。
(2)子どもの教育・保育における内容の理解や指導法に資する幅広い知識・技術を修得し、それらを活用する教育・保育実践力を修得するための専門科目を設定する。
(3)子どもの健康支援、子どもの発達支援、地域の子ども・家庭支援に関する専門的な知識・技術を修得するための専門科目を設定する。
(4)教育・保育・子育て支援などのさまざまな現場や地域社会から体験的に学び、課題解決型の学修を行う機会として、教育・保育実習、インターンシップ、サービスラーニング、フィールドワークの専門科目を設定する。
(5)大学において目的意識および将来の目標に基づいて自主的・主体的に学修・研究を進めることができるよう、その学びを支援するための専門科目を設定する。

スポーツ医科学科

トレーニング中スポーツ医科学科では、ディプロマポリシーに基づき、スポーツのもつ多様な価値を共有でき、身体・健康に関する幅広い知識およびスポーツ医科学の知識・技術を修得し、それをスポーツ現場や地域における健康づくり、スポーツ振興で実践することのできる人材の育成を目標に、以下の方針で教育課程を編成し、教育内容・方法を実施する。
(1)スポーツ・運動に関する幅広い教養と基礎的な知識を修得するための科目を設定する。
(2)スポーツ・運動の実施者を支援する人材を養成するために、トレーニング、予防・リハビリテーション等に関する専門的な科目を設定する。
(3)スポーツ・運動の教育者、指導者を養成するために、スポーツの指導および教育の方法と実践に関する専門的な知識と方法論を体系的に学修するための専門的な科目を設定する。
(4)教育実習および各種資格に関わる実習をはじめとした学外実習を通して、スポーツの支援、教育、指導に関わる現場に必要な知識と方法論を体験的に学修するための専門的な科目を設定する。

 

アドミッションポリシー

学部全体

人間健康学部は、学部の理念や教育課程に相応しい学生を確保するために、(1)一定の学力を有する生徒、(2)特定分野に優れた学力や能力を有し、入学後にも人間力の伸長が期待できる生徒、(3)幼児教育やスポーツ医学、スポーツ科学など、本学部の教育に高い関心を有する生徒、(4)大学の理念に対する理解や興味を有すること、すなわち地域交流を勘案し、地域との結びつきのある生徒を求め、入試方法を定める。

総合子ども学科

総合子ども学科では、ディプロマポリシー、カリキュラムラムポリシーに基づく教育内容等を踏まえ、以下のような関心・意欲、資質・能力を備えた人を求める。
(1)健康に関心があり、向上心をもち、新しいことに挑戦する意欲がある。
(2)幼稚園教諭、保育士等の免許・資格を取得し、教育・保育・福祉に関わる仕事を目指す意志がある。
(3)乳幼児の健康づくり、病児や障がい児の支援、子育て支援など、子どもに関するさまざまな支援に強い関心がある。
(4)子どもの教育や保育、子育て支援等において地域や社会に貢献しようとする意欲がある。

スポーツ医科学科

講義中スポーツ医科学科では、ディプロマポリシー、カリキュラムポリシーに基づく教育内容等を踏まえ、以下のような関心・意欲、資質・能力を備えた人を求める。
(1)健康とからだに関心があり、持続力や忍耐力をもち、自ら能動的に新しいことに挑戦する意欲がある。
(2)スポーツ・運動を「行う」ことに限らず、幅広くスポーツを「観る」「支える」ことに興味・関心がある。
(3)健康づくりやスポーツ・運動の教育や指導に関心があり、将来、教育者・指導者を目指す意志がある。
(4)教員免許(保健体育)およびスポーツの支援・指導に関する各種資格を取得し、地域社会の健康づくりやスポーツ振興に貢献しようとする意欲がある。